ゾウcaféで学ぶこと(備忘録 2021.12.7(火))

   こんにちは。平日火曜の午後です。毎月1回レンタルカフェでランチを提供させていただいてます。こちらのレンタルカフェでは毎日いろいろな方々が様々お料理を検討し提供されています。自分以外の方のランチも利用させていただくことがございます。色々と感じ得て糧になります。レンタルカフェという常設店とは違う特性の中ではありますが、やってみて思ったことを備忘録兼ねて書き留めておきます。

■メニューブック(加えて告知)の写真について

もし写真(イラストの場合もあるかもしれません)を載せるなら絶対に「美味しそう」と思える写真でないと載せる意味がなく逆にマイナスだと感じます。ここは絶対だと思います。「美味しそう」以外に「楽しそう」「面白そう」「食べてみたい」「撮りたい」という予感があって「実際にオーダー」という流れだと思います。そういう写真やイラストが用意できない場合は「(料理を提供するから)料理写真を載せなきゃ」ではなく、それ以外の伝え方の方が良い場合もあります。文字だけでも勿論アリです。自身の喋っている動画や使う食器にこだわりがあればそういったモノ等、「良い予感」に通づるものであれば良いと思います。「料理写真でなければいけない」と思ってはいないでしょうか。自身への確認の意味も込めて書きます。

■ノボリの意味1

2021年3月からノボリを作成し店前に立てさせていただいてます。店の前を通る人に来てもらいたいという店主は立てる意味、大いにあると思います。でも逆にそうではなく「知人への事前(SNS等の)告知」「当該建物の関係者のご利用」等で基本成り立つランチ提供であれば、必ずしも作らなくてはいけないということはありません。誰に向けて、どんな人に来て欲しいかを考えて動く必要があります。「みんなが作っているから作る」というのはよくないです。私の場合は店の前を通った人にも立ち止まっていただきたい、今日まで知り得なかった人にもご縁でドアから入ってきて欲しい気持ちがあります。結果的にノボリは有効かつ必須でした。作って良かったです。作る場合も一定のルールが当然あります。長くなるのでこの件は別途にしたいと思います。作成時は随分と考えに考えて入稿しました。

■ノボリの意味2

上記でさらっと書きましたが裏を返せば私の場合「知人への事前(SNS等の)告知」「当該建物の関係者のご利用」等では成り立たないと思ったので作ってみた、別のアプローチを試みてみたということです。「成り立たない」という表現についてもゴール設定は各々違いますから一概には言えません。その点も念のため付け加えておきます。

どんな施策もやってみて効果が無ければ「二度とやらなくて良い施策」という成果を得ることが出来ます。「仮説を持ってやってみる」当たり前のことですがあらためて確認で書きました。

■原価にこだわり過ぎない

これも大いに体感し勉強になり改善を重ねました。約2年前の開始当初、原価にこだわり過ぎていたように思います。日ごろから原価計算を本業で常々してきた部分も影響はあったと思います。このレンタルカフェの月一回開催ではより「こだわり過ぎるのは良くない」と思います。改善までに時間がかかり最初の頃ご来店いただいた方には申し訳なく思います。機会があればまた寄っていただきたいです。原価にこだわらないとはどういう事か、言葉のままです。

今日は上記3点だけ書きました。また機会があれば書いていきたいと思います。

12月5日(日) 年内最後のカフェ営業が終わりホッとしています。ご来店の皆さま本当にありがとうございました。お客さまがゼロでは何ひとつ、感じ得ることが出来ません。皆さまのお陰です。言葉ではシンプルになりますが電車賃をかけ時間を割いてお立ち寄りいただくことに心から有難く思っています。もっともっと「来てよかった」と思っていただけるように楽しく取り組んで、出来れば長く続けていきたいと思っています。

國井直子official

広げる×広がる 人と食と好きなコト

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