この番組、「良い番組」「良いタイトル」だなと思いました。
同番組の2月24日放送「忖度無し!人気ラーメン店の店主100人が選んだ、嫉妬する程美味いラーメンBEST10『ラーメンの次元を超えた』『まさに芸術』 全国3万店の頂点に立つ店とは!?」を観ました。黒木さんのお店「饗 くろ喜」が1位に選ばれた放送回です。
続けて同番組の3月9日放送「禁断企画…回転寿司業界の1番!スシロー社長が、やられたと思うライバル回転寿司店とは!?」を観ました。
最初にラーメン屋さんの話(放送内容の詳細については今回は省きます)で、観ていて思ったことがあります。SNSを通して日常的に情報が入ってくる昨今ですが黒木さんをはじめこの業界のオーナーの皆さんは「情報を共有し合っている」と日ごろから感じていました。時にはシェアすることで「助け合っている」こともあります。今回の放送、レベルの高い有名ラーメン店の店主が、(自分の店以外の)素晴らしい他店について紹介します。最終的にそれに基づいて店をランキングをするという内容でした。
次に観た回転寿司の放送回では、業界トップ「株式会社あきんどスシロー」の堀江 陽 社長が登場。ライバル他社の「味の素晴らしさ」や、そこから垣間見える「仕入れの努力」等について話されていました。ここでもランキングを付けベスト1までを(スシロー以外で)決定。堀江社長は実に話し方がお上手で「んーーーーー悔しいけど」と言いながら、インタビューアーの「負けましたか?」という再三の質問をくぐりぬけながら語られていました。
番組を通してあらためて思ったこと「真の1番は、1番の他社・他店に対し、周りの努力を心から認め、真のリスペクトを持っている。だから一番なのだ」ということ。人ですから「嫉妬」や「やっかみ」の感情は持っていて当たり前だと思います。それがむきだしの人もいるかもしれません。それも個性かもしれません。その気持ちが駄目ということではないと思います。ただ、少なくともこの番組に登場した各社・各店のトップのみなさんは、「倒す」とか「戦う」というモードではないように感じました。「一緒に進もう!!」です。
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