口に食事をはこぶとき、様々な障害等をかかえ食べることが難しい人へ向け、使い易いアイテムが市場にでています。私たちは健康過ぎてそういったことに目を向けずとも「食べる」という行為を問題なくこなして日々過ごしていますが、今回介護の研修で深さのうすいスプーンを体験しました。わずかな角度の差ですが、これが実際に使ってみると如実に食べやすさを感じることができます。「マーナ」というメーカーの「なにげないけどすごいスプーン」。「小林カツ代の生活提案」というシリーズの中の1アイテムで、「介護用」という枠ではなく「食べやすい」ということで登場した商品です。使ってみるだけで「食べる力」について知る体験ができます。高齢になり食べる力が衰えてきたら、有難いアイテムです。本当にこれが必要になるのは、80代、90代を迎えてからかもしれませんが、知っていることは大事だと、何につけても思います。老いは必ず全員が通る道だからです。
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