介護について考えること 「介護」という二文字、会話やテレビで多く使われる言葉になりました。国会でも外国人労働者受け入れ等、介護に関連する議論が毎日行われています。議論というか言葉が飛び交っているだけにも近いですが、人手が足りず海外からの労働力の受け入れを増やし、まず「介護」に優先的にそれをあてようということ。 最近この業界に少し関わって(ほんの一日に何時間かの関わりですが)、見えることは相当に増えました。また介護を受ける高齢者の方から教えてもらうことも多いです。そして必ず人は老いるというのを、目の当たりに見て実感しています。 先日鹿児島県の「風の舞」という高齢者施設で亡くなった方が続いたこと、またそれが介護スタッフ全員退職直後であったことなどが報道されま...26Nov2018介護勉強中Pick UP!
介護関連「食べやすいスプーンの形状」 口に食事をはこぶとき、様々な障害等をかかえ食べることが難しい人へ向け、使い易いアイテムが市場にでています。私たちは健康過ぎてそういったことに目を向けずとも「食べる」という行為を問題なくこなして日々過ごしていますが、今回介護の研修で深さのうすいスプーンを体験しました。わずかな角度の差ですが、これが実際に使ってみると如実に食べやすさを感じることができます。「マーナ」というメーカーの「なにげないけどすごいスプーン」。「小林カツ代の生活提案」というシリーズの中の1アイテムで、「介護用」という枠ではなく「食べやすい」ということで登場した商品です。使ってみるだけで「食べる力」について知る体験ができます。高齢になり食べる力が衰えてきたら、有難い...26Nov2018介護勉強中
介護関連「左右非対称のプレート」 初めてみた形の食器のお話です。今迄見てきたお皿類は、リム(皿の底面から上部への立ち上がり部分)がゆるやかな外広がり。左右対称が通常見て使ってきたものです。お椀、お茶碗、スープ皿、パスタ皿然りです。 今日の介護のセミナーで見せてもらったものは片側が直角に立ち上がっているものです。これにより最後の一口まで、自分の手でその直角部分を利用して食事を楽しむことが出来ます。又は出来る可能性が広がります。病院の集団調理でアルバイトをしたことがありますが、そこの病院にはこういった形状のものはありませんでした。リハビリ病院などでは食事そのものがリハビリということもあり、同様のものも当然あるとのことです。 実際使ってみて「なるほど!」と思いました。06Nov2018介護勉強中