「エレファントカシマシずき」です。つまりエビバデです。コロナの頃から急に聴くようになりました。エビバデのあいだで挨拶がわりに交わされる「何おち?」(どの歌、どのライブ、どのフェスがきっかけで好きになったかという質問)という問いに関して、わたくし「トークおち(しかもYouTubeより)」です。なので、自称ほんまもんです。性格が好き、人間性が好き心底そして自然に惚れたということで、わたくしの中ではまとまっております。
好きな楽曲ベスト3を選ぶとした場合、3本の指に入る「さよならパーティー(2007年11月21日リリース)」。約15年前にリリースされたのですね。その頃はまだ出会っていませんでした。今日はさよならパーティーがよく脳内再生されまして、それで書きたくなりました。
1.前奏なしではじまる歌いだしが好き。
2.「パーティーをぬけだしたい」ってなんだかよく分かる。「パーティー」って人の輪だと思います。輪の中にいる時、人はどこかきっと本能的に「合わせている」ような気がしないでもないような気がしたり。それをタイトルにして詩にして歌にしたところがまた素敵です。こんなに切ない歌はない、、、。人の輪っていうのは少し大きな表現で、1対1でも当てはまる。必要とされたり頼られたりしているときは話しかけられ、一時期非常にそうだった相手が話しかけてこなくなった時に「さよならパーティー」が流れてきたり。
3.そして「ココロってヤツはゴマカセねえな」というフレーズ。言い回しも語尾も男っぽくて色っぽい。そう、ココロってヤツは誤魔化せねえ、色んな「ココロ」があります。表に出すものや内に秘めるもの、どちらもあるけれどどちらだって「誤魔化せねえ」。…いつ聞いたって切なさあふれる歌だなって思います。でもこの歌には手に手をとて一緒にパーティーを抜け出してくれる1人が居ます。目に浮かぶようです。キラキラとした夜空が映ります。
4.そうそして「何度も何度も繰り返したさよなら」ってところが染み入ります。人は何度も何度もさよならを生きれば生きるほど繰り返す、でもそれが未来へ続く道なのです。詩に書いていある通りです、、、みんなに聴いて欲しいです。
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