うどん自販機（@秋田）再訪

　 2016年3月31日に一旦クローズとなった「うどん自販機」。場所が変わって再稼働しています。今も自販機の横でご活躍の佐原さんに1年9ヶ月ぶりに会いに参りました。クローズの日に来たのが前回です。その日は報道ステーション古館さんの最終日でもありました。佐原さんと事務所でお茶を淹れていただきながら、その放送が奥のテレビで流れていたのを思い出します。

写真は2016年3月31日のうどん自販機

がっつり張り込んでいるNHK！NHKですから。

夜のさいごのさいごまで行列は続いていました。

　 今回はその日以来の再訪で、当時うどんの行列に一緒に並んだ川上ひとみさんも一緒です。ひとみさんはうどん自販機の周りに沢山集まっていた報道カメラをみるなり「写りたくないわ～」と言いながらどこかに消えてしまった行列の同士。列が進んで順番がまわってきても、どこまで消えたか分からず一緒にうどんは食べられませんでした。しかしながら時間を空けて列に戻ると「さっきの東京から来ていた人のことを教えて」という技で、私についてお店に問い尋ね、それが繋がって今回の再会となりました。おかげさまで今回は「ひとり取材」が「ふたり取材」なりました。

　うどん自販機のその後です。今は場所を変えてあきた港前の「道の駅あきた港」内で稼働を続けています。安住の地をみつけ、以前より少しあたたかい場所で自販機がほっとしているようにも見えます。そして上には道の駅の駅長の武藤さん（左）と、自販機の主の佐原さん（右）が描かれた大パネルも存在感ばっちりです。

※パネルと自販機と佐原さんと私、ひとみさんが撮ってくれました。

　七味ボトルも健在です。

　又自販機の近くには「牡蠣」を一斗缶で蒸し焼きにしていただく「かき小屋」が出来ていました。そちらで佐原さんに牡蠣をご馳走になりました。駅長の武藤さんには自販機移動の時のお話や、現在の盛況ぶりについて伺うことが出来ました。※こちらもひとみさんが撮って送ってくださった写真です。

ひとみさんと一緒に牡蠣を堪能いたしました。

　うどん自販機が登場した際の「ドキュメント72時間」は2015年3月のオンエアです。うどんの湯気だけではなく、体温や海からの風と雪、色々な温度が感じられる内容です。今は室内なので、以前とはまた違った空気感だと思います。当時のスナップ写真や新聞記事の並ぶ思い出コーナーが新しくできています。お持ち帰り用うどんも登場しています、（これから行く人へ）どうぞお楽しみに。