次の学びは、これも当たり前と言われてしまいますが登山に、コットン生地の衣類は駄目です。 なんとなく手持ちの衣類、特にジョギング等の運動時に使用しているものを中心に、タンスから寄せ集めて持って行ったワタクシです。登山は1時間で帰って来てシャワーをあびることのできる「街のジョギング」ではないのです。
コットンは雨、汗などの水分で重くなりそして乾きません。速乾性繊維の衣類にしましょう。雨はいつふってくるか分かりません。乾かない服は体温をうばい、体力をうばいます。少しのことが重なり合って、遭難はなるべくして起こるのです。特に山をよく分かっているプロ級の仲間が2名、同じチームにいました。過去のニュースになったような事故の話題が、旅の中でもでていました。それくらい今回の雨は危険だった部分もあったということです。またシャツ一枚でもグラムをはかり、少しでも軽いものを持つようにしましょう。その1グラムずつが背中にのってくるのです。
【写真】宮之浦岳頂上(標高1,936m)
04時に宿を出て05時30分から登山開始、12時30分に頂上に着きました。
寒くて大雨、そして「ここは今日のゴールではない」という虚無感みたいなものがありました笑
正直このあたりが一番つらかったです。
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