この数年「年度切替え」というのを意識しないできたかもしれません。けれども今年はそれを感じさせられる春となりました。色々ありましたので、尚更に色々思うわけです。
そのひとつですが、関わってきたお仕事のひとつの飲食店がこの3月末でグランドオープンから三年になりました。三年続いたことは感慨深いです。ファンの方々と出資いただいている人達のご尽力と想いが本当に強く大きかったと感じます。そして3年のあいだには卒業していった人もいます。今回を節目として今春、旅立つ人もいます。
私がここで関わる仲間は、ほとんどが20歳ほど自分よりも若い人たちです。毎年採用するので、フレッシュな仲間が増えます。若い力の中に居られることで学べることはとても多いです。今日は特に3周年のイベントが行われ、キラキラとした発表を目の当たりにしました。「まさに青春そのもの」でした。華がある子もいます。とっても実力のある子もいます。ステージを観ながらその歳の頃「自分はどうだったか」等も思い返しました。環境は違えど「今」を楽しんでいたようにも思います。その点は、似ているかもしれません。
一方で店を辞めるときに「お世話になりました」などと、お決まりではありますが声をかけてくれる子はほぼゼロです。気づくと辞めています。繰り返してきたので免疫はついてきていますが、寂しさは増します。そして昨日、フィギアスケート界では羽生選手が完璧なフリーの演技でSPの5位から逆転で世界選手権1位になったニュースが流れ日本中が沸いています。彼も22歳です。演技だけではなくコメントや挨拶の姿勢も凄すぎて大人がみんな「頭がさがります」とコメントを重ねます。今回の優勝でもまた、その清々しいさと強さを見せつけられました。
さて4月、明日は新年度初日です。気持ち新たにスタートです。「去る者追わず来るもの拒まずが大事です」と大人の男性が話してくれたことがありました。それぞれの立場でよきスタートがきれると良いです。そして私自身もそう有りたいと思います。
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